釈宗演老師の故郷、高浜へ vol,3

2018.11.09

釈宗演老師の故郷、高浜へ。10月29日の生誕記念碑除幕式・記念講演会を終え、30日は長福寺様にて、100回忌の法要でした。福井の臨済宗寺院のご縁ある寺院のご住職方を中心にご準備いただき、心のこもった温かな法要となりました。


上は、この日大導師をお勤めになられた、円覚寺派管長・横田南嶺老師の唱えられた偈頌です。

元これ、高浜の獅子児
終になる、三界の大宗師
碑を建て、徳を讃う、生誕の地
今まさに、深恩報謝の時

この高浜に生を受けた男児が、様々な修行を経て、日本はおろか、世界の民を導く指導者となられた
この度生誕地では、顕彰の碑を建て、その徳を讃える
お亡くなりになり100年、今まさに改めて宗演老師のご恩に報いる時である

お力と思いのこもった偈頌を唱えられ、皆の心が一つになったような気がした時でした。

今回の高浜行きは、土地の人々の熱い思いがひしひしと伝わり、我々もそれを受けて実際に行動せねばならないと強く思わせていただいたのでした。
ご親族の方との交流もでき、釈宗演老師によって今も繋がるご縁を実際に感じられ、とても有意義な時間となりました。
思いも新たに、来年は没後ちょうど100年の年として、東慶寺にて様々な講演会や法要、宝蔵での展示も考えております。またご案内致しますので、皆様どうぞお力添えよろしくお願い申し上げます。